2011年8月22日月曜日

ERIC FRAMOND / NOW AND TO-MORROW (Montparnasse 2000) lp





ERIC FRAMOND / NOW AND TO-MORROW (Montparnasse 2000)

Poetical - Strange and soft music
Incoherence - Contemporary music
Locura - Lancinating typic music

Sari - Modern Indian pop

Cyclone - Dramatic music
Underground - Modern recitative
Sweet Mind - Sweed mood music

Pourquoi - Swinging music
Octuor - Modern jazz
Sacramento - Guimbarde solo-Fast tempo
Hysterie - Obsessing music

Oh Jack - Piano solo and vibra

Elevation - Biblic music
Play Pop - Jerk

今日はライブラリー物です。フランスの名門ライブラリー・レーベル、モンパルナス2000は数多くの素晴らしいレコードをリリースしましたが、このERIC FRAMONDも数枚の素晴らしいレコードを残してます。所謂ライブラリー・ミュージックとはヨーロッパにおいてテレビやラジオなど音源の著作権が厳しい中、番組用のBGMなどに使用する為の音源を専門に制作するレコード会社のものであるが、このアルバムにも電子音楽・エキゾ・ジャズ・ロックなど多様な音源が収録されてます。

なかでも一番のお気に入りは心地よいパーカッションに電子音・フートが鳴り全体にリヴァーヴがかかったクールなトラック『Locura』です。ムーグを使った電子音楽はジャン・ジャック・ペリーに代表されるようにコミカルであったりアヴァンギャルトな曲が多いような気がしますが、このような心地よいトラックに効果的に使われてるのはめずらしいのでは?

『Sari』はModern Indian pop と書かれてるようにマーティン・デニーのアルバムなんかに収録されてても違和感の無いようなエキゾチックな曲。

『Hysterie』は以前、フランスの某有名DJがコンパイルしたアルバムに収録されており、このアルバムを購入したのは実はこの曲が目当て。クールでスリリングなトラックに女性のスキャットが絡む〜こういった曲はライブラリー・ミュージックならではのカッコいい曲です。当時はサスペンスやホラーなんかのBGMに使用されたのでしょうね。

『Oh Jack』は60年代のフランス映画のサントラに収録されてるようなクールなジャズ。ピアノを中心にクールなヴィヴラフォンの音色がいいですね。

ヨーロッパのDJはライブラリー音源のなかでもビートが効いてたりファンキーな曲が好みみたいで以前はライブラリー音源のコンピレーションがリリースされてたけど、まだまだリスニング向けのいい曲が埋もれてると思うので地味に集めていきたいです。



0 件のコメント:

コメントを投稿